『Tone of mirrors』zvs-0007
(鏡音ねいろ! (12.11.25)限定盤)






09.ディアボロスと代弁者-Rin & Len Ver.-

赤の悪魔は偽善をまとい
’この世界’の全てに警告を発する
「危険が迫ッテル、回避or処置ヲ!」と

ーすでに時間は残されてないー
繰り返すほど人は疑心を抱き
いまや彼女の言葉は誰の耳にも届かない

黒の悪魔は傍若無人
’この世界’の全てを飲み込もうとする
「光ヒトツサエモ逃ガシタリハシナイ!」と

ー光のない完全な闇ー
でもそこでは誰も気づかないから
きっと彼の姿は誰の目にも映らない

儚く それは 酷く曖昧な存在

カテゴライズされてゆく完璧主義の世界
その陰に潜む2人の小悪魔
元は人を惑わす厄介な小悪党
でも今の世界では誰にも気付かれず・・・寂しかった


やがて2人は暇をもてあまし
目もくれなかった ’この世界’に蔓延する
人の文化に興味を示した
とりわけとても原始的で
”音をこねくり回した”ただそれだけの音楽には
驚きながらも惹かれていった

いつ終わるかも知れない脆弱な世界の上
愚直にも明日を信じて生きてる
そこにどんな希望があるというのかは知らない
でも今は少しだけわかるような、そんな気がした

カテゴライズされてゆく完璧主義の世界
その陰に忘れられた小悪魔
だけど今はもう寂しくなんてないさ
絶望も、悲劇も、希望も、歌に変えて

明日をまだ夢見ている 愚かなる人々よ
せいぜいこの世を楽しむがいい
だってまだ君も明日を手放せないんだろう?
わかってる、私たちだって同じさ

さあ、一緒に歌おう!




10.ディグダグ!-Acoustic Ver.-

ごめんね、素直に言えない言葉がある
わかってるから、君がたくさん頑張ってること

だからって心配してないわけじゃない
なかなか言葉にはできなくてもどかしいけれど

明日こそは明日こそはと
時間を削ってすくってかき出して
ただただ掘り進む毎日だよ
そのトンネルの向こう側には
一体何が待ってるのだろう?

君が笑ってると嬉しい
君が泣いてると悲しい
単純な僕らは鏡みたいに
互いを映し合って生きてる

晴れの日にはやさしさを
雨の日にはぬくもりを
持ち合えばすぐ繋がれるから
君の世界は広がってく


dig-dug 穴掘り人生
dig-dug マイペースで
dig-dug つっかえても
dig-dug 全然平気さ!

dig-dug うまくいかない
dig-dug そんな時には
dig-dug 深呼吸しよう
dig-dug 空気のティータイム♪


「頑張れ!」なんて言えないけど
そんな僕を見て笑っていいんだよ?
「大丈夫!」なんて言えないけど…
”鏡”は口ほど物を言う!?


掘り進めば進むほど
この世界も広くなる
ちっちゃな僕らは孤独を感じ
時々泣きたくなるかも…

だけど!

時間(つち)の色は変わらない
なのに心が揺れるたび
鮮やかだったり、淡くなったり…
だったらキレイな方がいいでしょ?

君が泣いてると悲しい
君が笑ってると嬉しい
不器用な僕の鏡でもっと
君の笑顔を映したいな


dig-dug 穴掘り人生
dig-dug えっちらおっちら
dig-dug 時々うっかり
dig-dug 墓穴をほりほり

dig-dug そんなとこで
dig-dug 落ち込んでたら
dig-dug 埋められちゃうから
dig-dug ひとまず出とこう

dig-dug 穴掘り人生
dig-dug マイペースで
dig-dug つっかえても
dig-dug 全然平気さ!

dig-dug うまくいかない
dig-dug そんな時には
dig-dug 深呼吸してさぁ
dig-dug 笑って笑って♪


笑って笑って♪ー・・・

・・・わらえーっ!!





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